<第2回>広告を作る前に考えること

「媒体については分かったけど、どういう内容の広告にすれば良いの?」
「まず、ターゲットにメリットを訴求することを考えるべし!」

ステップ1でターゲットがどこに集まっているのかを理解しました。ただ、それだけでは今まで以上に集客効率を上げることにはつながりません。そのターゲットが自分のショップに訪れることで実現するメリットを提示する必要があります。

 

ターゲットが自分のECサイトの広告を見たとき、何かしらのメリットを感じればサイトに訪れるはずです。 では、思わず訪れたくなるようなメリットとはなんでしょうか?

「メリット・・・とりあえずショップの名前とおすすめ商品の紹介とかかなぁ・・・。」
「ちょっと待って!それで本当にお客さんが来ると思う!?」

広告内にショップ名や扱っている商品、連絡先などを載せているショップに特別魅力を感じることはあるのでしょうか。
そのショップが気になると思うための要素が全くないとは思いませんか?
全てのECサイトに絶対に合う媒体というものは存在しないので、扱っている商品やターゲットによって何を使ってみるか、判断することが大事です。
顧客からすると、広告内にショップ名や商品紹介があったところで、そのショップを訪れるための理由がないのです。
さらに言うと、そのショップに行くことで顧客が得ることのできるメリットがないのです。
可でもなく不可でもないようなお店に行きたいと思う人は、残念ながらほとんどいません。

「なるほど!見てる人に“このショップで買い物したい!”って思わせるような仕掛けが必要ってことね!」
「その通り!だからターゲットを決めてニーズをしっかり調べることが重要なのです!」

少しでも「なにか自分にメリットがあるかも」と思ったお店に入るように、売れているECサイトは、顧客に適切にメリットを提示することで、「このショップに行きたい!」と思わせることに成功しているのです。
「このECサイトだから買い物をする」という理由を顧客に自覚させることが大切です。

ターゲットとなる顧客が集まる場所にただ広告を打つというわけではなく、ターゲットが望んでいることに合わせた内容の広告を提示する必要があります。



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