青色申告の個人事業主がクレジットカード払いをした際の仕訳方法について
予算を抑えて簡単にホームページを作りたい企業や担当者必見のホームページ作成ツールを紹介します。初心者でもデザイン性の優れたホームページが無料、または安価で作成できます。
「ホームページを持っていない」「ほしいけど予算がない」「予算節約のため自力で作ろうと思ったがコードの知識がなくて大変」
そんな方のために、無料または格安で優れたホームページを作成する方法を解説します。おすすめのホームページ作成ツール4選紹介しますので、是非参考にしてください。
ホームページを作成するとき大切なことは、「ホームページの目的と役割を明確にする」ことです。
ホームページを作る理由の本質は「集客」であることは間違いないでしょう。どのような企業、どのようなビジネスであっても、集客なしには収益を上げることはできません。
ホームページを作成する目的は、ユーザーや顧客に見られることで興味を持っていただき、商品購入やサービス利用につなげることです。
では、その「集客の対象者」は誰になるのでしょうか。ビジネスの形態により、それぞれ集客の対象は異なります。
一般消費者(BtoC)なのか、企業(BtoB)なのか。まずは対象者を明確にしましょう。
対象者を明確にしたら、次に「集客の目的」を明確にします。ホームページの作成において、開設の目的を明確にしておくことはとても重要です。
例えば、ホームページ上で購買や予約まで完結させる場合と、会社案内のツールとしてホームページを開設する場合とでは、ホームページの設計などが大きく変わってきます。
目的の一例には以下のようなものがあります。
・会社案内(コーポレートサイト)
・販促、集客、販売
・パンフレット、カタログ
・求人
目的を明確にしておくことで、制作内容やコンテンツ、デザインの方向性、使用する写真やビジュアルも明確になっていくはずです。ホームページ制作の前段階で最も重要部分となるため考えをまとめておきましょう。
次に、簡単にホームページの仕組みを学んでおきましょう。
そもそもホームページとは、Google chromeやInternet Explorer、safariなどインターネットを利用する際に「ブラウザ」を立ち上げた時の最初の画面のことをいいますが、日本では、ホームページ = Webサイトと捉えて良いでしょう。
厳密にはwebサイトと呼ぶ方が正しいのですが、本記事では以降もホームページで統一して解説を進めていきます。
ホームページを開設するには、以下の3つが必ず必要となります。
1.HTMLファイル
ホームページは「HTML」と呼ばれるファイルで作成されています。HTMLファイルは「サーバー」と呼ばれるコンピューターに保存されています。
2.サーバー
HTMLファイルの保存場所であるサーバーは、インターネットに接続されているため世界中からアクセスが可能です。レンタルサーバー会社やホームページ作成サービスに申込み、専用で利用できるサーバーを確保する必要があります。
3.ドメイン
ホームページは、ブラウザでホームページの「URL」を入力するとアクセスすることができます。「ドメイン」はそのURLの一部として使われ、インターネット上の住所のような役割を持っています。
独自のものを有料で取得する方法と、レンタルサーバーやホームページ作成サービスで提供しているものを利用する方法があります。
URLは、以下のような形で構成されています。
ドメイン名 + ディレクトリ名 + ファイル名
ドメインとは「ホームページの住所」といえるものです。例えば、あるサーバーに「xxx.com」というドメインを紐付けることで、「xxx.com」にアクセスするとそのサーバーに保存されているファイルが表示されるようになります。
それでは実際にホームページ作成の流れを説明していきます。
1.HTMLファイル 2.サーバー 3.ドメイン
この3つをどんな方法で準備するかによって、ホームページ作成の流れが異なり、3パターンに分類できます。
ひとつめは、1から自分でホームページを作成する方法です。サーバーやドメインの手配から、HTMLファイルの作成まで全てを自分で行います。
HTMLファイルの作成のみならず、ホームページの見栄えを整えるためにCSSやJPEG/GIF/PNG、JavaScript、PHPなどのファイルも必要となります。
ある程度、Webの専門スキルがある上級者の方や、今後Webスキルを身に付けたい人におすすめの方法です。
<作成の流れ>
サーバーをレンタル → ドメインを取得 → HTMLファイル作成 → HTMLファイルをサーバーへ転送
<メリット>
・スキルさえあれば、思いのままに自由にホームページ作成ができる
<デメリット>
・専門的な知識とスキルが必要で高難易度
・HTMLファイルの作成やサーバー転送のための専用ソフトが必要
・作業の手間と時間が掛かる
CMSとは、すでに構築されたシステムを利用し、効率的にホームページが立ち上げられるように作られた仕組みのことを指します。メジャーなCMSにはWordPress(ワードプレス)があります。
<作成の流れ>
サーバーをレンタル → ドメインを取得 → CMSを入手 → CMSをカスタマイズ → CMSをサーバーにインストール → ファイルをサーバーへ転送
<メリット>
・自作では構築の難しい高度な技術のホームページ制作が可能
・デザインをすべて1から作成する手間が省略できる
<デメリット>
・CMSのインストールやカスタマイズのスキルが必要
・カスタマイズやサーバー転送のための専用ソフトが必要
・CMSによっては使用できるサーバーに制限のある種類もある
3つめは、ホームページ作成サービスを利用する方法です。ホームページ作成サービスは、ホームページに必要なHTMLファイル・サーバー・ドメインなどが、すべてオールインワンで含まれています。
ホームページを構成するファイルは自動生成されるため、専門的な知識は不要です。専門スキルのない初心者や簡単に良質なホームページを作りたい方、できるだけ早くホームページを完成させたい方にお勧めの方法です。
<作成の流れ>
ホームページ作成サービスでアカウント登録 → 好きなレイアウト・デザインを選択 → ホームページを自動生成 → ホームページの編集
<メリット>
・知識のない初心者でも簡単
・別途サーバー契約の必要がない
・すべての作業はブラウザ上で行えるため専用ソフトが必要ない
<デメリット>
・カスタマイズできる範囲に制限がある
ホームページ制作会社に任せたパターンと、自力で作ったパターン、ホームページ作成サービスを使用したパターンの大まかな料金を比較しました。
ホームページといってもその種類はさまざまあります。知名度アップを目的としたコーポレートサイトと、商品を販売するためのECサイトでは当然必要な機能もUI・デザインも異なり、料金も変わってきます。
ホームページ制作会社に依頼する場合は、最低でも20万円程度は掛かります。とはいえ、ページ数や機能によっては200万円以上必要になる場合もあります。
平均的な費用相場は約85万円といわれています。目安としては以下の通りです。
ホームページの内容 | 費用の目安 |
---|---|
・簡易的なコーポレートサイト ・オウンドメディア ・10ページ以内の作成 |
~30万円 |
・オリジナル性の高い、幅広いwebサイト ・素材(コンテンツ・画像など)も用意してくれる |
30~100万円 |
・戦略的に効果の高いwebサイトの作成 ・トレンドのコンテンツやデザインで作成 ・SEO対策込みの作成 |
100万円~ |
また、初期費用に加えて毎月の管理費用や、コンテンツの追加・更新ごとに費用が発生する場合もあります。
工夫次第で、いかようにも費用は抑えることができます。基本的には0円から作成可能ですが、レンタルサーバ代やドメイン代などのランニングコストが発生します。
CMSを使用した場合も、自作する場合と同じで基本的には無料で作成が可能です。有料テンプレートやテーマ、プラグインを使用すれば追加費用が発生しますが、より機能的なホームページを作成することができます。
ホームページ作成ツールは、無料プランを使えば月々の運用費は発生しません。ただし、ページ数や機能に制限があるため、有料プランを利用して運用するユーザーが多いようで
最も簡単で所要時間が短く、費用も安く抑えられる方法はホームページ作成サービスの利用です。どの方法にするか迷っている場合は、まずはホームページ作成サービスから試してみることをおすすめします。
すでにホームページの大枠が仕上がっているため、HTMLやCSSなどウェブ制作の専門知識がなくても、見栄えの良いページをスピーディーに作成することが可能です。
また、ホームページ作成ツールの種類によっては、無料と有料の料金プランが用意されています。例えば「SEO対策対応」や「レスポンシブデザイン対応」など、利用目的に合わせて選択することができます。
上記でも述べましたが、ホームページ作成ツール使用のメリットは多数あります。
ホームページ作成ツールは、ホームページ作成はHTML、CSS、JavaScriptなどの専門知識が必要で難しいもの、という概念をくつがえす手軽さが魅力です。
難しい知識などは一切必要ありません。ドラッグ&ドロップ等の簡単な操作のみで、お好みのデザインのホームページが作れます。
費用の項目でも説明したように、ホームページ制作会社に委託した場合、かなりのコストが発生します。ホームページ作成ツールなら、基本的なことは無料で行うことができます。
月額制の有料プランに申し込んだとしても月々数千円程度なので、ランニングコストの面でも圧倒的に抑える事ができます。
ホームページ作成ツールも各社からさまざまなものがリリースされています。ホームページ作成ツールを選択する際は、どのようなポイントに気をつければ良いのでしょうか。
ある程度の知識や経験があり、高度なデザインや機能を求めているなら操作が複雑なものでも良いと思います。しかし、初めてホームページを作成するのであれば、操作が簡単でなるべく手間を掛けずに作成できるものをおすすめします。
ホームページ作成ツールには、完全無料のものから有料のものまでさまざまなプランがあります。
無料のプランでは機能が制限されてしまうのが現状です。ある程度きちんとしたものを作りたいのであれば、有料プランを選択するのもおすすめです。作成したいホームページの用途や予算等に合わせて、費用対効果の高いものを選択します。
簡単な操作とはいえ、作成していく中で困った事や不明な点が出てくることもあると思います。初めてホームページ作成ツールを利用するのであれば、サポート体制がなるべく充実しているものをおすすめします。
また、電話やオンラインで個別相談ができるサービスがあるとより安心です。 各社のサポート体制がどうなっているのか調べてみましょう。
KDDIウェブコミュニケーションズが提供するホームページ作成ツールJimdo(ジンドゥー)は、ドイツで生まれたサービスです。日本語にも対応しています。
ドラッグ&ドロップでホームページを作れる「ジンドゥークリエイター」をはじめ、自動ホームページ作成サービス「ジンドゥー AI ビルダー」などを提供しています。
これは自社ビジネスについていくつかの質問に答えるだけで、AIが最適なページを自動で作成してくれる、というサービスです。簡単に短期間でホームページを作成したい方に最適です。
ペライチは、株式会社ペライチが提供するホームページ作成ツールです。ペライチの特徴は使いやすさにあります。とにかく操作が簡単で、テンプレートを選択し必要なブロックを追加するだけでホームページが完成します。
ペライチの名の通り、基本的には1ページでの運用、もしくはごく少ないページ数のホームページ作成という用途が想定されています。ランディングページ(1ページに長いもの)を作成したいという方や、1〜10ページ程度で構成されたホームページを作成したいという方におすすめです。
とりあえずHPは、中小企業や個人事業主をターゲットで絞ったホームページ作成サービスです。
初心者向けに操作性と更新が簡単を強みとしているため、初心者に優しい設計でスピード公開も可能です。「業種別お手本帖」があるのが最大の特徴で、プロのデザイナーが作成したホームページの見本が紹介されています。
そのため同業種の見本を見て参考にすれば、容易にホームページの完成イメージを持つことができ、作成がスムーズに運びます。
PAGEKitは、株式会社アイデアクリップが提供するホームページ作成サービスです。登録する際に「タイトル」「業種」「デザイン」の3つを入力・選択するだけで、例文が埋め込まれたホームページが完成します。
あとは編集するだけの手軽さが最大のメリットです。その分、デザインなどのカスタマイズの自由度は制限されていますが、手早く作成したい方やシステムを触るのが苦手という方におすすめのサービスです。
ホームページ作成ツールを利用すれば、ホームページ制作会社やCMSで高いコストをかけなくとも、無料または格安でデザイン性の優れたホームページを簡単かつ短時間で作成することが可能です。
有料プランを使用したとしても、月額数千円〜数万円のコストでデザインカスタマイズはもちろん、SEO対策やセキュリティ対策までも十分に補えるものもあります。
ホームページを持っていない、作りたいが予算がない、Web制作の知識がない、個人事業主や小規模事業の経営者様は、まずはホームページ運営の目的を明確にし、最大限に効果を発揮できるホームページ作成ツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。